2050年までの脱炭素化社会の実現に向けて、輸送機器の軽量化や資源循環の高度化などの技術開発が加速しています。当センターでは、これまでに「脱炭素化社会実現技術研究会(令和4~6年度)※」を実施し、県内企業の脱炭素化技術の導入や活用ノウハウ等の蓄積を支援してきましたが、引き続き企業の脱炭素化に向けた取り組みを一層促進していくため、標記研究会を開催することとしました。
本研究会では、マルチマテリアル部品の長寿命化を目指す「長寿命マルチマテリアル化技術」及びプラスチックのリサイクルやバイオプラスチックの活用など、プラスチックの資源循環に必要となる「リサイクルプラスチック関連技術」をテーマとして取り上げ、最新の技術情報の提供及び共通課題の解決に向けた取組を実施します。
※脱炭素化社会実現技術研究会(令和4~6年度)の活動内容はこちら
研究会 | 実施内容 | 時期 |
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第1回 成長産業技術活用研究会 |
・外部有識者による技術情報の提供 ①「接着接合の信頼性向上」 株式会社原賀接着技術コンサルタント 専務取締役 主席コンサルタント 原賀 康介 氏 ②「マテリアルリサイクル技術と今後の展望」 株式会社松井製作所 高機能樹脂リサイクルラボ 室長 竹中 隆司 氏 ・ワーキンググループ活動計画の説明 |
令和7年6月13日 |
第2回 成長産業技術活用研究会 |
・外部有識者による技術情報の提供 |
令和7年10月 |
第3回 成長産業技術活用研究会 |
・外部有識者による技術情報の提供 |
令和8年1月 |
第4回 成長産業技術活用研究会 |
・外部有識者による技術情報の提供 ・ワーキンググループの令和7年度活動結果報告及び令和8年度活動計画紹介 |
令和8年2月 |
ワーキンググループ | 実施内容 | 時期 |
長寿命マルチマテリアル化WG 募集案内 [ ![]() 申込書[ ![]() |
・材料(樹脂、金属)の表面処理・評価、接着及び環境負荷に対する耐久性評価 ・接着技術に関する情報提供、意見交換 等 |
令和7年7月~ 令和8年2月 |
リサイクルプラスチックWG 募集案内[ ![]() 申込書[ ![]() |
・フィラー添加ランナーリサイクル成形実証試験 ・ランナーリサイクルに関する情報提供、意見交換 等 |
令和7年7月~ 令和8年2月 |
栃木県産業技術センター材料技術部 担当:山ノ井、中田
TEL:028-670-3397 FAX:028-667-9430 E-mail:sangise-zairyo@pref.tochigi.lg.jp