2050年までの脱炭素化社会の実現に向けて、輸送機器の軽量化や資源循環の高度化などの技術開発が加速しています。これを受け、当センターでは、今後、県内企業での活用が見込まれる脱炭素化技術の導入や活用ノウハウ等の蓄積を支援するため、標記研究会を開催することといたしました。本研究会では、複数の素材を組み合わせて軽量化を実現する「マルチマテリアル化技術」及びプラスチックのリサイクルや生分解性プラスチックの活用など、プラスチックの資源循環に必要となる「再生材料・バイオプラスチック関連技術」をテーマとして取り上げ、最新技術情報の提供及び共通課題の解決に向けた取組を実施します。
研究会 | 実施内容 | 時期 |
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第1回 脱炭素化社会実現研究会 |
・外部有識者による技術情報の提供 ①「バイオプラスチックの現状と生分解性 プラスチック加工技術の開発事例」 小松技術士事務所 副所長 小松 勝男 氏 ②「異種材料接合の基礎と今後の展開」 東北大学 大学院工学研究科 マテリアル・開発系 材料システム工学専攻 教授 佐藤 裕 氏 ・ワーキンググループ活動計画の説明 |
令和6年 6月7日 |
第2回 脱炭素化社会実現研究会 |
・外部有識者による最新技術情報の提供 「最近の接着技術の進歩と使いこなし方」 東京工業大学 科学技術創成研究院 未来産業技術研究所 教授 佐藤 千明 氏 |
令和6年 10月3日 |
第3回 脱炭素化社会実現研究会 |
・外部有識者による最新技術情報の提供 |
令和7年1月 |
第4回 脱炭素化社会実現研究会 |
・外部有識者による最新技術情報の提供 ・令和6年度活動結果報告及び令和7年度活動計画説明 |
令和7年2月 |
ワーキンググループ | 実施内容(予定) | 時期 |
マルチマテリアル化WG 募集案内 [:141KB] 申込書[:58KB] ※募集は終了しました。 |
・材料(樹脂・金属)の表面処理・評価、 接着試験及び耐久性評価 ・接着技術に関する情報提供、意見交換 等 |
令和6年7月~ 令和7年2月 |
再生材料・バイオプラスチックWG 募集案内[:142KB] 申込書[:57KB] ※募集は終了しました。 |
・ランナーリサイクル成形実証試験、 ランナーの劣化抑制のための成形条件探索 ・ランナーリサイクルに関する情報提供、 意見交換 等 |
令和6年7月~ 令和7年2月 |
令和5(2023)年度の活動内容はこちら
令和4(2022)年度の活動内容はこちら
栃木県産業技術センター材料技術部 担当:小林、湯澤
TEL:028-670-3397 FAX:028-667-9430 E-mail:sangise-zairyo@pref.tochigi.lg.jp